縫製指導に行ってきました!

2024年5月、ヤンゴンにある女性のみの孤児院・ウイメンズホームで、パターンからの洋服づくり、そして日本語を教えてきました。生徒は16~20歳の7人でした。

初日からパターン、製図づくりから始めましたが、生徒たちは定規をあまり使ったことがないようでしたので、点と点を結んで直線を引くことから始めました。

ようやく直線が引けるようになり安心したのもつかの間、定規の計測方法がそれぞれ違っていて、こちらを教えることも大変でした。

それでも、工程を進み製図に線が増えてくるにつれて、何人かの生徒は達成感を感じるようになりました。

生徒たちにとっては初めての製図づくりで、一生懸命になると定規の計測が間違えていることも気づかず、ある程度形ができてからでないと違和感を感じ取れません。

しかし、私が間違えに気づくと、生徒たちが間違いを継続していた生徒を教えに行く姿も見受けられ、心温まることも何度もありました。

そして製図からパターンを起こしハサミを入れるときなど、物を作る楽しさを生徒が感じている気がしました。

パターンを作り終えて、洋服を作るための生地を購入しようとすると、孤児院の校長先生から手招きされ、「この中から選びなさい」と無料提供してくださいました。

校長先生のご厚意に、胸が熱くなりました。

そして、以前より何度かこのウィメンズホームに縫製を教えに来てくれているボランティアの荒木さんが、滞在中に一日半ですが合流してくれました。

合流当日はいつもより一時間早く学校へ行き、荒木さんが到着した時みんなでお迎えするための日本語の挨拶の練習をしました。

到着すると、私の合図で生徒たちが「ようこそお越しくださいました、荒木先生!」と言ったところ、荒木さんはとても驚いていました。

そこの場にいた皆がとてもいい笑顔でした。

荒木さんは服飾が本業なので、今まで作成したものをすべてチェックしてくれました。そして生徒たちに手ほどきもしてくれ大変助かりました。

私の滞在が残り少なくなるにつれ、間に合わないことを察して、サンプルを見て次の工程でできそうなものを先に選ぶといったように、生徒たちの連係プレーが良くなってきました。

全体の流れを読む力がとても強い子供たちです。気遣いも素晴らしく、これも校長先生の教育のたまものだと思いました。

使えるミシンが一台のため効率が悪く、完成目前で終わってしまいましたが、すべての工程が初めての生徒にとっては新鮮だったようで、とても真剣に取り組んでくれました。

日が経つにつれ、生徒の皆が私のことを「センセイ」と呼んでくれるようになりました。

最終日に校長先生に挨拶に向かうと、プレゼントと「You Mama!」というお言葉をいただき、目頭が熱くなりました。

日本語も毎日一時間教えることもいたしました。

今回初めての試みで改善点が見えたので、次につなげていきたいです。